Java版ドライバ 2.0.1をリリースしました。

JavaでCopper PDF 2.1以降に接続するためのドライバのバグフィックス版をリリースしました。サーバー側のメッセージを正常に取得できないことと、状況によりNullPointerExceptionが発生する問題があるため、ドライバの更新をお願いいたします。

メッセージの引数(args)がメッセージを受け取る度に増え、正しく取得できない(CTIP 2.0)。 複数パス生成で最初のパスでサーバー側エラーで処理が中断された場合、NullPointerExceptionが発生する(CTIP 2.0)。 CTIMessageHelper.STDOUT, CTIMessageHelper.STDERRは非推奨としました。

こちらからcti-java-2.0.1をダウンロードして下さい。

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Perl版ドライバ 1.1.4をリリースしました。

Copper PDF/CSSJへPerlでアクセスするためのドライバの新しいバージョンをリリースしました。

UTF-8フラグを付けた文字列をstart_main等で送信した場合に、文字化けする問題への対応です。バイナリとして文字列を送信している場合は、特に更新の必要はありません。

Perlドライバのダウンロードからダウンロードして下さい。

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Copper PDF 2.1.4をリリースしました

Copper PDF 2.1.4をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました 試用ライセンスキーをインストールすると動作しない。 より標準に準拠するように以下の修正をしました。 浮動ボックスが、直前の浮動ボックスより上に配置されないようにした。 以下の改良を行いました。 JavaVMが中断されるときに、シャットダウンフックにより安全に停止されるようにしました。 data:スキームはデフォルトでアクセス許可するようにしました。 Java Service Wrapper (http://wrapper.tanukisoftware.org/)に対応しました。 PDF スタイル サイトの設定 横書き 縦書き 縦2段 文字 特小 小 中 大 特大 周囲余白 なし 小 大

バーコード、QRコードを表示するプラグインをリリースしました

Copper PDF 2.1.3以降でバーコード、QRコードを表示することができるプラグインをリリースしました。Copper PDFをお買い上げの方は、別途料金不要でお使いいただけます。

HTML/XHTML中にバーコード出力用のタグを埋め込むことにより、画像と同様にバーコードが表示されます。

プラグインのファイルとドキュメントは以下のページで配布しています。

バーコードプラグインのダウンロード

バーコードプラグインのドキュメント Barcode4J バーコードXMLフォーマット

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Copper PDF 2.1.3をリリースしました

Copper PDF 2.1.3をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました data:スキーマで埋め込まれたbase64形式のデータに、%と+という文字が入っていると、データが正しく認識されない(画像を埋め込んだSVG等で発生)。 SVG中のテキストのフォントファミリが、Java実行環境インストールされたものでないと適用されない。 フォントによって文字が欠けることがある(IPA Monaフォントで発現)。 画像にline-heightが適用されない。 サーバー上のディスク以外に置かれたファイルに対して、XSLTのimport, includeが使えない。 より標準に準拠するように以下の修正をしました。 太い境界線の形状が台形になるようにしました。 clearプロパティが指定されたボックスが浮動ボックスの直後にある場合は、上マージンが直前の浮動ボックスに重なるようにしました。 ‘position: fixed;’が指定されたボックスと、’position: absolute;’指定されたボックスの重ね順が同じになるようにしました。 PDF スタイル サイトの設定 横書き 縦書き 縦2段 文字 特小 小 中 大 特大 周囲余白 なし 小 大

Q. Too many open filesが発生する

Linuxでは、高負荷時にToo many open filesエラーが発生することがあります。Copper PDFのログにToo many open filesが記録される場合は、rootで以下の操作を行い、同時に開くことができるファイルの最大数(通常は1024となっています)を増やしてください。以下の例は値を4096に設定する例です。

1. /etc/security/limits.confに次の行を加える。

root – nofile 4096 copper – nofile 4096

2. 以下のコマンドを実行する。

ulimit -n 4096 sudo -u copper /bin/sh ulimit -n 4096 exit

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文書編集ツール公開

ブラウザ上で手軽に使うことが出来る、文書編集ツールを公開しました。

http://copper.cssj.jp/apps/tinymce/index.pl

使い方は簡単、ブラウザ上で文書を編集し、「ダウンロード」ボタンでレイアウトされたPDFをダウンロードするだけです。

PDFにはHTMLのソースが添付されています。PDFを「アップロード」することで、後日に同じ文書の編集を再開することが出来ます。

Copper PDF向けのテンプレートの作成用途の他、日々の簡単な文書作成にご利用いただけます。アカウント登録等、煩雑な手続きは一切必要ありません。

データのやりとりは暗号化されませんので、ご注意ください。LAN内等のセキュアな環境での運用をご希望の方はお問い合わせください。

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PDFテンプレートの作り方HOWTO

概要

Copper PDFはPDF出力の元となるテンプレートをHTMLで作ることができるため、特定のソフトウェアに依存しない、既存のウェブアプリケーション開発のノウハウを流用できる、HTMLの特徴である柔軟性のあるレイアウトが可能になるという利点があります。また、サーバー側でPDFにかためてしまうため、ユーザーが使用するブラウザの違いを気にしなくてもよいということも大きな利点です。

ここでは、それらのメリットを生かしつつ、多くの人が使い慣れているオフィスアプリケーションを利用して、PDFのテンプレートを、早く、安く、簡単に作成でき、なおかつ実用的な方法をご紹介します。

テンプレート作成のためのアプリケーション

以下はそれぞれのアプリケーションをPDF出力のテンプレート作成という観点で、次の基準で3段階評価したものです(私の主観的な評価ですのでご容赦ください!)。

機能 文書の見栄えを指定する機能の豊富さです。 使いやすさ 文書の編集の簡単さです。 安定性 期待通りのHTMLファイルが得られる度合いです。 アプリケーション 機能 使いやすさ 安定性 Microsoft Office ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆ OpenOffice.org ☆☆☆ ☆☆☆ ☆ Google ドキュメント ☆ ☆☆☆ ☆☆☆ TinyMCE ☆☆ ☆☆ ☆☆☆

Microsoft Office(MS Office)は、事実上最も普及しているオフィスアプリケーションです。既存の文書の多くがMS Officeで作られていることと、MS Officeの操作に慣れている人が多いという利点があります。MS Officeには作成したドキュメントをHTMLとして出力する機能があります。この機能は必ずしも期待通りのHTMLを出力することが出来ず、安定性に欠けるという問題がありましたが、バージョンが新しくなるにつれ、かなり改善されました。

OpenOffice.org(OOo)は無料で使えるオフィスアプリケーションです。無料であるという魅力から、企業や公共機関でも使われ始めています。MS Officeとの互換性も考慮されており、完璧ではありませんが、MS Officeが出力したファイルを読み込むことができます。残念ながら、現状ではHTML出力機能はMS Officeより安定性に欠け、期待通りの出力結果が得られないことが多いようです。

Googleドキュメントは、ブラウザ上で動作するオフィスアプリケーションです。グーグルのアカウントを取得することで、誰でも無料で使うことが出来ます。MS Officeで作成されたドキュメントが読み込めますが、OOoに比べてもかなり機能が限られます。ただし、内部的にはHTMLベースであるためか、HTML出力に関してはほぼ確実に期待通りの結果を得ることが出来ます。Googleドキュメントには既にPDF出力機能がありますが、HTMLファイルとして出力してからCopper PDFでPDF化した方が良好なレイアウトが得られます!

TinyMCEはブラウザ上で動くHTMLエディタです。無料のオープンソースソフトウェアです。単独で使うよりは、ブログや掲示板のような、ウェブアプリケーションの組み込み用途に適しています。

今回は、MS Officeを使います。MS Officeが出力するHTMLは独特で、そのままウェブページとして公開する場合は、全てのブラウザで同様に表示できるか不安があるものですが、PDF出力に関しては問題ではありません。また、Copper PDFはInternet Explorerとの互換機能があり、MS Officeが出力するHTMLも期待通りにレイアウトできるように改良が重ねられています。

テンプレートエンジン […]

Copper PDF 2.1.2をリリースしました

Copper PDF 2.1.2をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました CTIP 2.0でクライアントがサーバーにリソースを要求するモードでリソースが存在しないと長時間固まる。 固定レイアウトテーブルで、colにspanが設定されていると、エラーで停止する。 page-contentにテーブルが含まれていると、エラーで停止する。 テーブルセル・浮動ボックス等の中に、’width’が指定されたインラインボックスが存在するとき、必要な幅が確保されない。 RESTインターフェースでメッセージに ” が含まれると、レスポンスが整形式のXMLにならない。 漢数字、全角番号付けをサポートしました

‘list-style-type’, ‘counter’でcjk-ideographic(漢数字), -cssj-decimal-full-width(全角数字)をサポートしました。

ページ方向の高さを取得できるようにしました

“output.auto-height”がtrueのとき、1806メッセージコードでページの高さ(pt単位)が通知されます。

代替画像を注釈として表示

“output.broken-image”がannotationのとき、表示できない画像の大体画像が注釈として表示されます。

AJP13プロトコルをサポートしました

HTTP/RESTインターフェースに、mod_jkによりApacheを通して接続できるようになりました。

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Q. チェック記号を表示するには?

□の中にレが入ったチェック記号は16進ユニコードの2611であるため、この記号をサポートするフォント(MS明朝など)を埋め込み可能な状況であれば、HTML中に☑と記述することで表示出来ます。なお、対応するチェックを外したコードは&#x2610です。

チェック記号を利用できない場合は、SVGを使う方法があります。チェック記号のSVG画像と、HTMLファイルの記述例をサンプルとして用意しました。ZIPファイルに含まれるcheck.htmlをCopper PDFで変換してください。

サンプルをダウンロード

画像を文字の代わりに配置する場合は、画像に対して width: 1em; height: 1em; vertical-align: -.2em; という指定をするのがポイントです。これで画像の大きさが文字とほぼ同じ(1em)になります。また、そのままでは画像の下辺が文字のベースラインに合わされ、若干画像が上に表示されるのを、0.2em下げることで違和感がなくなるように調整します。

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