Q. RESTインターフェースで大きなデータをPOSTするとエラーになります。

RESTインターフェースでCopper PDFにアクセスする場合、パラメータが application/x-www-form-urlencoded 形式だと、POSTできるサイズに上限があります(概ね190KB)。

大きなデータをRESTインターフェースで送る場合は、multipart/form-data 形式で送って下さい。以下はRubyとPythonのコード例です。

Ruby:

require ‘httpclient’

# 変換対象のHTML data = <<DATA

RubyからCopper PDFを使う。

DATA

# POSTの準備 client = HTTPClient.new postdata = { “rest.user” => “user”, “rest.password” => “kappa”, “rest.main” => data, }

# 大きなデータを扱えるようにmultipart/formdataで送信(boundaryは適当な文字列) boundary = “3w48588hfwfdwed2332hdiuj2d3jiuhd32” puts client.post_content(“http://localhost:8097/transcode”, postdata, “content-type” => “multipart/form-data, boundary=#{boundary}”)

Python:

import urllib2

# multipart/form-dataの出力(boundaryは適当な文字列) boundary = […]

Q. CentOSにインストールするには?

CentOSではyumでJavaをインストールするとフリーのJava実行環境であるjava-x.x.x-gcjがインストールされますが、これではCopper PDFが起動しないことが分かっています。

こちらのサイトから、下にJava Platform (JDK) 7u4と書かれているアイコンをクリックし、その先のRPM版のJavaをダウンロードしてください。

このJavaとyumでインストールされるJavaは共存できません。java-x.x.x-gcjがインストールされている場合は削除してください。

RPMをダウンロードしたら、以下のようにJavaをインストールしてください。

rpm -ivh jdk-7-linux-x64.rpm

Copper PDFのRPM版をダウンロードしてインストールしようとすると、「javaパッケージがない」という旨のエラーが出てインストールできません。しかし、上記のJavaがインストールされている場合は問題なく動作しますので、以下のように依存関係を無視してインストールしてください。

rpm -i –nodeps copper-pdf-3.0.5-0.noarch.rpm PDF スタイル サイトの設定 横書き 縦書き 縦2段 文字 特小 小 中 大 特大 周囲余白 なし 小 大

Q. Too many open filesが発生する

Linuxでは、高負荷時にToo many open filesエラーが発生することがあります。Copper PDFのログにToo many open filesが記録される場合は、rootで以下の操作を行い、同時に開くことができるファイルの最大数(通常は1024となっています)を増やしてください。以下の例は値を4096に設定する例です。

1. /etc/security/limits.confに次の行を加える。

root – nofile 4096 copper – nofile 4096

2. 以下のコマンドを実行する。

ulimit -n 4096 sudo -u copper /bin/sh ulimit -n 4096 exit

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Q. チェック記号を表示するには?

□の中にレが入ったチェック記号は16進ユニコードの2611であるため、この記号をサポートするフォント(MS明朝など)を埋め込み可能な状況であれば、HTML中に☑と記述することで表示出来ます。なお、対応するチェックを外したコードは&#x2610です。

チェック記号を利用できない場合は、SVGを使う方法があります。チェック記号のSVG画像と、HTMLファイルの記述例をサンプルとして用意しました。ZIPファイルに含まれるcheck.htmlをCopper PDFで変換してください。

サンプルをダウンロード

画像を文字の代わりに配置する場合は、画像に対して width: 1em; height: 1em; vertical-align: -.2em; という指定をするのがポイントです。これで画像の大きさが文字とほぼ同じ(1em)になります。また、そのままでは画像の下辺が文字のベースラインに合わされ、若干画像が上に表示されるのを、0.2em下げることで違和感がなくなるように調整します。

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Q. 囲み文字を表示するには?

囲み文字を実現するには、SVGを利用してください。

○のSVG画像と、HTMLファイルの記述例をサンプルとして用意しました。ZIPファイルに含まれるcircle.htmlをCopper PDFで変換してください。

サンプルをダウンロード

やり方は、囲みたい文字の上に○の画像を重ねるだけです。ただし、画像を文字より若干大きくすることと、横にマイナスのマージンを指定して文字に食い込ませること、画像の位置を若干下げることがポイントです。以下のHTMLコード例をご覧ください。

亀<object style=”width: 1.2em; height: 1.2em; margin-left: -1.1em; vertical-align: -.2em;” data=”circle.svg” type=”image/svg+xml”>

widthとheightに1.2emを指定して、大きさを文字の約1.2倍としています。左側マージンに-1.1emを指定しているため、画像が左側の文字の真ん中にくるように重なります。そのままでは画像の下辺が文字のベースラインに合わさり、若干位置が高くなっているため、vertical-align: -.2em;を指定して位置を調整しています。

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Q. XMLをHTMLに変換できますか?

XML->HTML変換については、XSLTによる変換ということでしたら、Copper PDFは対応しております。 ただ、今はほとんどの開発環境がXSLTをサポートしていますので、アプリケーション側でXML->HTML変換してCopper PDFに送っていただくフローの方が、柔軟に処理できることが多いと思います。

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Q. 保守費用、バージョンアップ時の費用は発生しますか?

製品には、正式ライセンスキー発行後90日間のメールでのサポートが付属しています。さらにメールでのサポートを1年間延長する場合は、98,000円で承っております。

マイナーバージョンアップの場合、費用は発生しません。弊社サイトで公開しているプログラムを自由にお使いいただけます。

メジャーバージョンアップの際の費用は、都度お知らせいたします。

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Q. 認証が必要なウェブサイトをPDFに変換できますか?

Copper PDFのHTTPクライアントはBASIC認証とDigest認証が必要なウェブサイトにアクセスする機能を持っています。

クッキーを利用してセッションキーを保持しなければならないような認証には対応していません。

ただし、Copper PDFにはクッキーを送信する機能があるため、アプリケーション側の処理で対応できる可能性はあります。

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Q. Copper PDFに接続するときに渡すユーザーとパスワードは何ですか?

Copper PDFは、ソケット通信によりプログラムと連携するため、ネットワーク上に公開しているCopper PDFが勝手に使われないよう、簡単な認証機能を持っています。

将来的にユーザーによってデフォルトの設定を切り替えられるようにする可能性もありますが、現在のところユーザー名は”user”だけです。

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Q. PDFをHTMLに変換できますか?

Copper PDFはPDFからHTMLへの変換には対応していません。HTMLからPDFへの変換のみ行います。

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