PHP/Perl 版ドライバ 2.1.1をリリースしました。 .rpm, .debパッケージを配布しています

PHPとPerl版ドライバをバージョンアップしました。変更点は次のとおりです。

・PHPドライバ
PHP 5.1.6 以降に対応。
Content-Length ヘッダに不正確な値が出力される問題を修正。

・Perlドライバ
大きな数値の扱い中に警告が出る問題を修正。

今回から、.rpm, .debパッケージを配布しています。.rpmはRHEL5またはCentOS5以降、.debはDebian 4.0以降を対象としています。ただし、Perl版.rpmはRHEL6には対応していません。

.rpmまたは.debパッケージでインストールすると、システムのデフォルトのパスにドライバがインストールされるので、アプリケーション側でパスの設定の必要がありません。

PHP版はこちらからcti-php-2.1.1をダウンロードして下さい。

Perl版はこちらからcti-perl-2.1.1をダウンロードして下さい。

 

 


PDF

Copper PDF 3 をリリースしました

HTML→PDF 変換ミドルウェア Copper PDF バージョン3 をリリースしました。
新しいバージョンでは縦書き、ルビ、多段組に対応した他、ネット上のフォント(.ttf, .otfフォント)を利用できる、ウェブフォント機能をサポートしました。

「Copper PDF サーバーのダウンロード」からダウンロードして下さい。

ドライバは以前のバージョンのものがお使いいただけます。ただし、新機能の「複数の結果の結合」、「TLS接続」を利用する場合は、Java, Perl, PHP共に新しくリリースされたバージョン2.1.0以降のドライバをダウンロードしてください。

バーコードプラグインは、以前のバージョンのものは使用できません。バージョン2.0以降のプラグインをダウンロードしてください

開発の背景

HTMLを使った帳票レイアウトの可能性を広げ、帳票だけでなく、日本語の書籍の組版にも利用いただけるよう、各種機能強化を行いました。CopperPDFは高速処理・負荷分散が可能なため、新しいバージョンは、電子書籍のオンデマンド配信にも最適なミドルウェアとなっています。
既に2010年2月より、弊社サービス『ブログ出版局』縦書きサービスにて、バージョン3の機能を先行して活用し、縦書きや多段組について、1年以上のデータ処理の実績がございます。

主な変更点、新機能は次のとおりです。

対応Javaバージョンの変更

Copper PDF 2 まではJava実行環境は JDK1.4.2 以降に対応していましたが、
Copper PDF 3 からはJava5(JDK1.5.0) 以降が必須になりました。

レイアウトの一般的なブラウザとの互換性を向上

HTML解析ライブラリを大幅に改修し、タグの解釈方法(タグの不整合があった場合の補完方法等)を一般的なブラウザに近づけました。
テーブルの途中で改ページされた部分にマージンを残さないようにレイアウト方法を変更しました。
同じ文書でも Copper PDF 2 系統とはレイアウトの違いが生ずる可能性がありますので、ご注意ください。

縦書き

CSSプロパティ writing-mode による、縦書き指定に対応しました。
文書全体の縦書き、縦中横も実現可能です。
PDFの右綴じ、左綴じを切り替えられるようになりました。

また、横書き向けに作られた文書のマージンや境界の指定を、縦書き用に自動的に回転する独自の機能を備えています。

多段組み

雑誌や新聞のような、2段、3段といった多段組に対応しました。
CSS Multi-column Layout Module の以下のCSSプロパティをサポートしています。
・column-width
・column-count
・column-gap
・column-rule-color
・column-rule-style
・column-rule-width
・column-rule
・column-full
・column-span

また、page-break-before, page-break-after に改ページだけでなく、“改段”の機能を追加しました。

ルビ

HTMLの ruby, rb, rt, rp 要素によるルビをサポートしました。

ウェブフォント

CSS Fonts Module Level 3 の @font-face ルールとルール内の以下のCSSプロパティによる、フォントの読み込みが可能になりました。
・font-family
・src
・font-weight
・font-style
・uncode-range

MSフォントのフォントメトリックス情報

株式会社リコーよりライセンスされたMS明朝体、MSゴシック体(等幅とプロポーショナル)のフォントメトリックス情報を内蔵しました。
日本語Windows環境での表示を前提としたPDFで、フォントの埋め込みをせずにプロポーショナルフォントを利用することができます。

複数の結果の結合

複数の文書から1つのPDFを生成できるようになりました。
アプリケーションでEPUBのような複数のHTMLに別れた文書を1つのPDFにまとめるといった処理が可能です。

TLS接続

ドライバとCopper PDFの間でTLSによる暗号化通信に対応しました。
インターネット上にCopper PDFを置いた場合でも、安全に接続することができます。

その他の機能

メッセージ処理

全てのメッセージを受信しなくてもいいように、メッセージコードをフィルタリングできるようになりました。
“processing.include-message”, “processing.exclude-message”に、それぞれクライアントに送る、クライアントに送らないメッセージコードのパターンを指定することができます。
パターンはメッセージコードの16進数表記で、’?’は全ての文字にマッチします(例: “3???”は3000-3FFFのコードにマッチする)。
ルールは設定順に適用され、デフォルトでは全てのメッセージが送られます。

fonts.xml

にfile属性を指定することにより、AWTライブラリでフォントファイルを読み込むことができます。
にdir属性を指定することにより、AWTライブラリで指定ディレクトリ内のフォントファイルを読み込めます。

fonts-policy

-cssj-font-policy, “output.pdf.fonts.policy” の値に -core を入れると、コア14フォントが使われなくなります。

リストスタイルの拡張

list-style-type プロパティに次のスタイルを追加しました。
-cssj-full-width-decimal 全角数字
-cssj-cjk-decimal 位取り漢数字

画像のサイズ制限

画像の最大サイズを制限するために、次の入出力プロパティを追加しました。
“output.pdf.image.max-width”
“output.pdf.image.max-height”


PDF

Copper PDF 2.1.10をリリースしました

Copper PDF 2.1.10をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

変更点

HTML解析処理の修正

文字コード指定のための以下のmeta要素が複数ある場合に、余計な文字列が表示されてしまう不具合を修正しました。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=XXX">

出力されるPDFの改善

iPhone, iPad等でPDFの埋め込みフォントが一部表示されない問題に対応しました。

MSフォントのフォントメトリックス情報

株式会社リコーのMS明朝体、MSゴシック体、MS UIゴシック体のフォントメトリックス情報(等幅とプロポーショナル)を含んでいます。
日本語Windows環境での表示を前提としたPDFで、フォントの埋め込みをせずにプロポーショナルフォントを利用することができます。


PDF

PHP版ドライバ 2.0.0をリリースしました。

Copper PDF 2.1.0 から使用できる、機能強化されたドライバのPHP版をリリースしました。

詳細なサーバー側メッセージの取得、アプリケーション側でのリソース解決等が利用出来るようになります。

こちらからcti-php-2.0.0をダウンロードして下さい。

詳細な使用方法は、付属のサンプル、マニュアルAPIリファレンスをご参照ください。


PDF

Copper PDF 2.1.9をリリースしました

Copper PDF 2.1.9をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

次の機能強化・改善をしました

■ 文字サイズの設定
文字のサイズだけを変えるため、次の入出力プロパティを追加しました。
・output.text-size -文字のサイズの拡大率(実数)
デフォルトで値は 1.0 です。
例えば 0.5 を設定すると、文字サイズが通常の半分になり、 2.0 を設定すると、2倍になります。
■ 紙面の拡大縮小
“output.fit-to-paper”に”preserve-aspect-ratio”を設定することにより、
縦横比を維持した拡大をするようにしました。
■ 自動回転
用紙と内容の縦横比近くなるように、用紙または内容を回転するため、次の入出力プロパティを追加しました。
output.auto-rotate -自動回転モード
値は次のとおりです。
“none” 自動回転しない(デフォルト)
“content” 内容を回転する
“paper” 用紙を回転する
■ OL要素のstart属性、LI要素のvalue属性をサポートしました。

文字サイズの設定

文字のサイズだけを変えるため、次の入出力プロパティを追加しました。

  • output.text-size -文字のサイズの拡大率(実数)

デフォルトで値は 1.0 です。例えば 0.5 を設定すると、文字サイズが通常の半分になり、 2.0 を設定すると、2倍になります。

紙面の拡大縮小

“output.fit-to-paper”に”preserve-aspect-ratio”を設定することにより、縦横比を維持した拡大をするようにしました。

自動回転

用紙と内容の縦横比近くなるように、用紙または内容を回転するため、次の入出力プロパティを追加しました。

  • output.auto-rotate -自動回転モード

値は次のとおりです。

“none” 自動回転しない(デフォルト)

“content” 内容を回転する

“paper” 用紙を回転する

OL要素のstart属性、LI要素のvalue属性をサポートしました。

start, valueによりリストの値を設定することができます。


PDF

Copper PDF 2.1.8をリリースしました

Copper PDF 2.1.8をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました

  • インラインで書かれたSVGのサイズ(width, height属性)がmmで指定されている場合に、SVGが表示されない。

次の機能強化・改善をしました

  • 埋込みフォントを利用する際の起動時間を高速化しました。
  • PDFに透かしを入れるため、次の入出力プロパティを追加しました。
    output.pdf.watermark.uri -透かし画像のURI
    output.pdf.watermark.mode -前面(front)背面(back)配置の指定
    output.pdf.watermark.opacity -不透明度(0~1)
    output.pdf.watermark.view -画面表示
    output.pdf.watermark.print -印刷時表示
    詳しくは、ドキュメントをご覧ください。

PDF

第19回 ソフトウェア開発環境展(SODEC)に出展

2010年5月12日(水)~5月14日(金)に東京ビックサイトにて開催されたソフトウェア開発環境展(SODEC)に
CopperPDFを出展致しました。昨年同様最小のブースながら、期間中延べ約1,600名のお客様にご来場頂き、
多くのお客様に弊社CopperPDFについてご紹介する機会を得ることが出来ました。
また今年は、「Webで製品をみて興味があった」「一度採用を検討したことがあったので見てみたかった」という
お客様もお見えになられ、CopperPDFのデモを熱心にご覧頂きました。


△ 最終日は昨年同様大混雑

今回は電子出版ソリューション(参考出品)用に、各社の電子書籍閲覧端末を取り揃え、来場者の注目を集めていました。


△ 左からAlex(日本未発売), eSlick, キンドルと勢ぞろい

期間中弊社ブースにご来場頂きました皆様、真にありがとうございました。
皆様から頂きましたご意見・ご要望につきましては、検討の上、今後の開発・販売の参考にさせて頂きます。


PDF

Copper PDF 2.1.7をリリースしました

Copper PDF 2.1.7をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました

  • output.pdf.image.compression=jpegにより半透明な画像を再圧縮すると、画像が乱れる。
  • Windowsで、絶対ファイルパスで指定した画像を表示できない。
  • PNGファイルの読み込みに失敗することがある。

以下の改良を行いました。

  • リソースの事前送信や、input.include等でのアクセス制限を行う場合、http:またはhttps:スキームで%エスケープの方法が異なっても、デコード後の文字が同じであれば、同じURIとして処理されるようにした。

PDF

Java版ドライバ 2.0.2をリリースしました。

JavaでCopper PDF 2.1以降に接続するためのドライバのバグフィックス版をリリースしました。

以下の不具合が修正されています。

  • CTISession.resourceメソッド中で例外が発生した場合に不正なリクエストを送る。
  • 変換が中断された場合にIllegalBlockModeExceptionが発生することがある。
  • CTISession.transcodeを実行すると、setResultsによる結果の設定がされていない状態になる。

こちらからcti-java-2.0.2をダウンロードして下さい。


PDF

Copper PDF 2.1.6をリリースしました

Copper PDF 2.1.6をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下のバグを修正しました

  • クライアント側からの事前リソース送信を頻繁に行うと、多数のストリームが開きすぎになり、Too many open files等のエラーが発生する問題を修正。
  • SVG画像の表示サイズが、微妙に(0.5ピクセル以内)ずれることがある。

以下の改良を行いました。

  • <!doctype html public ‘-//w3cdtd html 4.01 transitional//en’ ‘http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd’>というDTD宣言がされたHTMLをレイアウトする際は、厳密に標準に従う。
  • 特に多くの画像を含まれたPDFのサイズの縮小と、Adobe Readerで表示した際のパフォーマンスの向上。
  • Copper WEBAPPでアドレスを入れてEnterを押すとそのページを表示する。

PDF