Apache Log4j の脆弱性のCopper PDFへの影響について

Javaのログ記録ライブラリであるApache Log4jに深刻な脆弱性が見つかっています(CVE-2021-44228)。このことにつき、Copper PDFは当該脆弱性の影響を受けません。

Copper PDFは脆弱性が発見されたLog4jバージョン2系統のライブラリを含んでおらず、また、Log4jバージョン1系統は含んでいるものの、デフォルトの設定では無効化されています。Copper PDFは全面的にjava.util.loggingを使用しています。

Copper PDF単体では影響はないものの、Log4jはJavaを使用している製品で広範囲に使われているライブラリです。そのため、独自にLog4jでログを取るように設定している、あるいはアプリケーション側でJavaを使用している場合は、Log4jバージョン2系統が使用されていないか確認し、該当する場合はLog4jを最新版にアップデートしてください。

関連情報

Apache Log4j の脆弱性対策について(CVE-2021-44228)(IPA)


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Copper PDF 3.2.14 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロード

固定テーブルに関連するバグを修正しました

table-layout: fixed; を設定したテーブルでセルを縦に連結すると、途中で切れてしまうバグを修正しました。


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Copper PDF 3.2.13 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロード

CMYK形式のJPEGに対応しました

印刷物等によく使われるCMYKカラーモードのJPEG画像は読み込みエラーのため表示できませんでしたが、本バージョンからは表示が可能です。

出力プロパティ”output.pdf.jpeg-image”がrawの場合、PDFにはCMYKカラーモードのJPEG画像をそのまま埋め込みます。同設定がrecompressの場合は、必ずRGBカラーモードになります。


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Copper PDF 3.2.12 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロー

今回はSVGへの対応の強化と、複雑なSVGの表示、絵文字の表示のパフォーマンス向上を行っています。

SVG対応のための機能を追加しました

  • “input.html.change-default-namespace” に true を設定すると、文書のデフォルトの名前空間をXHTML以外に変えられるようにしました。
  • これはインラインSVGにprefixを付けて、逆にHTMLにprefixを付けることを可能にするためです。SVGのstyle属性も認識されます。
  • SVGのviewBox属性がviewbox(全て小文字)でも認識するようにしました。

パフォーマンスの向上をしました

  • 絵文字の表示処理のパフォーマンスを改善しました。
  • 絵文字を多用した場合にPDFの表示が重くなる問題に対処しました。
  • 絵文字の表示は内部的にはSVGを使用しているため、これに伴って複雑なSVGの描画もパフォーマンスも向上しています。

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Copper PDF 3.2.11 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロード

CID-KeyedフォントでUTF-32コードまたはサロゲートペアに対応しました

従来バージョンでは Adobe-Japan-1-7 文字セットが対応している文字でも16ビットの文字コードまでにしか対応していませんでしたが、32ビットの文字コードにも対応しました。

例えば、𥡴は32ビット文字コードの&x25874;またはサロゲートペアによる&xD856;&xDC74;のいずれかで表示可能です。

なお、異体字セレクタ(IVS)についてはCID-Keyedフォントでのサポートを見送っています。IVSを使う場合は埋め込みフォントをご利用ください。


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Copper PDF 3.2.10 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロード

IVS(異字体セレクタ)に対応しました

Unicode IVS に対応しました。例えば 葛󠄀 と記述することで葛󠄀飾区の葛󠄀(葛の異字体)を表示することが出来ます。

埋め込み(embedded)フォントのみ対応しています。Noto FontあるいはIPAexフォント等、IVSに対応したフォントファイルが必要です。

EVS(絵文字バリエーションシーケンス)に対応しました

2020年4月8日版のNotoEmojiを組み込みました。今回からEVSに対応しました。CSSでフォントファミリ名 Emoji を指定して使用してください。

例えば赤ちゃんの顔では👶🏻 👶🏽 👶🏿 と書くことにより 👶🏻 👶🏽 👶🏿 のように皮膚の色を変化させることが出来ます。


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Copper PDF 3.1.15 / 3.2.9 をリリースしました

最新版は以下のアドレスからダウンロードしてください。
Copper PDF サーバーのダウンロード

以下の不具合に対応しました

複合グリフが含まれるTrueTypeフォントが崩れることがある。


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Copper PDF 3.1.14 / 3.2.8 をリリースしました

Copper PDF 3.1.14および3.2.8をリリースしました。「Copper PDF サーバーのダウンロード」から入手してください。

以下の不具合に対応しました

フォントファイル(.ttf, .otf)が更新された時に再読み込みがされない、

以下の修正をしました

CSSで”white-space: nowrap;”が指定されている部分でに<WBR>よる折り返しがされるようにしました。


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Copper PDF 3.2.7 をリリースしました

今回のリリースではJava SEの有償化に伴い、OpenJDKを利用したいという要望を受けて、Windows版でJDK10以降に対応すると共に、各種OpenJDKでの起動をやり易くしました。

Windows版ではextras/windows/runtimeに配置されたJDKで起動できるようにしました。Linuxではextras/redhat/runtimeまたは/var/lib/copper-pdf/extras/redhat/runtimeに配置されたJDKで起動できるようにしました。

OpenJDKをバンドル版にWindows向けのものが加わりました。Linux、Windows版ともにバンドル版はAdoptOpenJDK11をバンドルしています。

詳細は次のドキュメントをご覧ください。
https://dl.cssj.jp/docs/copper/3.2/html/2000_setup.html

Windows版 OpenJDK 10以降に対応しました

現在のところ、copper.exe, copperd.exe, copper-webapp.exeはOracle OpenJDK以外に対応していません。AdoptOpenJDKバンドル版の利用を検討してください。

AdoptOpenJDKバンドル版をリリースしました

AdoptOpenJDK 11 をバンドルしています。
Windows, Linux版いずれも64bitのみ対応しています。


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2019年10月1日の消費税増税以降の価格について

2019年10月1日から消費税の税率が8%から10%に引き上げられるのに伴い、次のとおり価格を改定します。

・ CopperPDF本体
  165,000円 (内税15,000円)
・年間保守
  99,000円 (内税9,000円)
・マニュアルとCD
  8,800円(内税800円)


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